『短距離走は才能、長距離走は努力と練習!』の真相。生まれつきの体質と種目の適正。

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いち

筋トレ歴2年。体重62kg → 88kgの増量。ベンチプレスは40kg → 115kg。トレーニングや、スポーツ理論を勉強しています。      

 

こんにちは、いちです。

走る系の競技で、こんなことを聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

短距離は素質のある奴が勝つけど、長距離は頑張った奴が勝つ!

これは実際にほとんど正しいです。

詳しく見ていきましょう。

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短距離は才能による

まず、人間の体にはざっくり分けて、2種類の筋肉があります。

それは、

速筋・・・瞬発力がある、持久力はない

遅筋・・・瞬発力はない、持久力がある

そして、短距離走で言うところの素質・才能があるとは、

①速筋比率が高い(遅筋にくべて速筋が多い)

②筋力が育ちやすい

ということです。

速筋比率は増えない

まず、短距離の素質①「速筋比率が高い(遅筋に比べて速筋が多い)」について。

速筋が遅筋よりも多い人(速筋比率が高い人)は、短距離も早くなります

そして、速筋比率は生まれつき決められています。

生まれながらに、遅筋に対して速筋が多いかどうかは決まっているのです。

筋肉の育ちやすさは生まれつき

次に、短距離の素質②「筋力が育ちやすい」です。

筋力が育ちやすい人は短距離走の練習をしたときに、練習の成果が出やすいです

そして、筋力が育ちやすい人というのは、筋繊維の数が多い人です。

筋繊維の数が多い人は、トレーニングによってそれぞれの筋繊維が太くなっていきます。

なので、筋繊維の少ない人よりもすぐに筋肉が成長していくからです。

筋力が高まれば、瞬発力も強化されますよね。そして、短距離は速くなります。

そして、筋繊維の数も生まれつき決まっています

 

以上により、短距離は生まれ持った素質がものを言うと言われているのです。

それに対して、たとえ才能がなくても、努力・練習で巻き返せるのが長距離走です。

長距離は努力・練習ではやくなる

まず、長距離で必要になる体のスペックとは、

①最大酸素摂取量が多い

②遅筋比率が高い

③筋肉内の毛細血管が発達している

ということです。

最大酸素摂取量は伸びる!

まず、①「最大酸素摂取量が多い」ですが、これは1分あたりに何リットルの酸素を吸収できるか、と言う数値です。

最大酸素摂取量の多い人は長距離走が速いです。

有酸素運動中に体は、摂取した酸素1リットルにつき5kcalのエネルギーを生み出します。

そのため、摂取できる酸素の量が多ければ多いほど、大量のエネルギーを有酸素運動で使用できます。

そして、ここが重要です。

最大酸素摂取量は有酸素運動を重ねることで向上していきます

これは心肺機能は使用することで強化されていくからです。

遅筋比率は上がる!

そして②「遅筋比率が高い」です。

遅筋比率の高い人は、運動を継続する持久力が高いです

これは、遅筋が持久力に優れた筋肉だからですね。

と、ここで重要なことがあります!

速筋比率は生まれながらに決められていますが、遅筋比率は増やすことができます!

これは、持久系のトレーニングを続けていると、速筋線維が遅筋線維に変化していくからです。

毛細血管はトレーニングで発達する!

次に、有酸素運動の必要なこと③「筋肉内の毛細血管が発達している」です。

筋肉内の毛細血管が発達している人は、持久力に優れています

それは、以下の理由によります。

・酸素をより多く供給できる

・乳酸を処理できる量が増える

筋肉が動くときにも酸素が必要になります。そのため、酸素の供給量が増えると、持久力がアップします。

また、筋肉に負荷がかかり続けると、筋肉内に乳酸が溜まります。

そして、乳酸が溜まりすぎると運動が続けられなくなるのです。

しかし、筋肉内の毛細血管が発達していると、血の巡りが良くなり、乳酸の処理力が高まります

そのため、より速いスピードで走り続けることが可能になるということです。

そして、こちらも重要なことですが、筋肉内の毛細血管も、持久系トレーニングで発達していきます

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まとめ

これらにより、「短距離走は素質だが、長距離走は努力によって勝てる」と言われているのです。

速筋線維、遅筋線維に関してもっと詳しく知りたい、という方はこちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。

脱!我流の筋トレ!!最も効率のいい速筋の鍛え方、部位ごとの回数。

遅筋ってなに??速筋と合わせて知っておきたい遅筋の知識。

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

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筋トレ歴2年。体重62kg → 88kgの増量。ベンチプレスは40kg → 115kg。トレーニングや、スポーツ理論を勉強しています。