【マッスルメモリーとは】落ちた筋肉がもどる理由&いつまで有効か

マッスルメモリーとは
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いち

筋トレ歴2年。体重62kg → 88kgの増量。ベンチプレスは40kg → 115kg。トレーニングや、スポーツ理論を勉強しています。      

 

こんにちは、いちです。

 

マッスルメモリーに関しては、半信半疑の方も多いと思います。

「筋肉が落ちても、鍛えればすぐ戻るなんて嘘だ。」と疑う人も多いはずです。

 

しかし、実はマッスルメモリーの存在は、科学的に証明されているのです。

 

いち
下の方で、石井直方教授(東大)の発言を紹介しています。

 

今回の記事では、多くの興味をあつめる「筋肉の記憶」のメカニズムについてお話します。

 

マッスルメモリーのことを知ったら、「体ってうまくできているんだなー」と思うこと間違いなしです!

 

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昔あった筋肉は、すぐに回復できる!

 

昔、鍛えていて、筋骨隆々だった。

でも、何年も運動から離れて、筋肉が落ちてしまった。

だとしても、トレーニングを再開したら、前のレベルまではすぐに戻れる。

 

ムキムキのおじいさん

 

これがマッスルメモリーです。

 

筋肉には、セーブポイントが用意されていて、昔のデータはセーブされているかのようです。

 

これはとてもロマンがありますよね。

怪我や病気、忙しくてトレーニングから離れても、

落ちた筋肉は復活できますからね。

 

いち
筋肉は僕らを見捨てません!

 

では、マッスルメモリーのメカニズムを解説します。

昔あった筋肉が、すぐに戻ってくる理由はなんなのでしょうか?

 

マッスルメモリーのメカニズム

 

マッスルメモリーのメカニズムを理解するには、

筋トレで筋肉がデカくなる理由を、理解しなければいけません。

 

いち
軽く説明しますね!

 

筋肉がデカくなる原理

 

まず、筋肉細胞の中には、複数の「核」が入っています。

(核とは、DNAが入っているところです。)

出典:http://droualb.faculty.mjc.edu/Lecture%20Notes/Unit%203/chapter_9__skeletal_muscle_tiss%20with%20figures.htm

 

いち
(↑)筋肉細胞です。黒いポツポツが核ですね。

 

筋トレをすると、筋肉細胞が大きくなり、筋肉がデカくなります。

 

しかし、ここで東京大学の石井直方教授によると、

一つの核が支配できる細胞の体積には、上限がある。

『石井直方のトレーニングのヒント』より

 

簡単に言うと、

核の数が増えなければ、

筋肉細胞は、ある程度以上、デカくなることができない。ということです。

 

そこで、トレーニングを繰り返すと、細胞は核の数を増やします

 

  1. 筋肉細胞の核がふえる
  2. 核のまわりの筋肉がついていく

 

この2つを繰り返しながら、筋肉はデカくなっていくのです。

 

筋肉がデカくなるプロセス

 

では、これを踏まえて、マッスルメモリーの原理をみていきましょう!

マッスルメモリーの原理

 

 

筋肉が増えた後で、トレーニングをやめた場合、筋肉はどんどん落ちていきます。

筋肉細胞が縮んでいくのです。

 

しかし、その萎んだ筋肉細胞の中では、核の数は減っていません

核のまわりについた筋肉は減っていきますが、核の数はそのままなのです。

 

そのため、核は増えたままなので、トレーニングを再開した時に、筋肉細胞はすぐに元のサイズに戻れます

これが、マッスルメモリーのメカニズムなのです。

 

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マッスルメモリーの効果はいつまで?

 

「マッスルメモリーは、いつまで機能するのか?」というお話です。

 

つまりこれは、筋肉細胞の中で増えた核は、いつまで増えた個数をキープしてくれるのか?ということになります。

 

実際、「マッスルメモリーがいつまでもつか」には諸説あります。

 

もっとも有力なのが、15年

 

しかし、「20年以上たったら無くなるのか?」というと、そうでもないようです。

若い時にトレーニングを積んでいた人は、70歳を過ぎても筋肉が肥大する、という報告もあります。

 

マッスルメモリーは、かなり長い期間キープされるようです。

 

このことから、個人的な考えは、以下の通りです。

筋肉細胞の核は、筋トレによって徐々に数を増やしていく。

なので、減るときも徐々に減っている。

 

様々な論文を読んだ結果、

15年までは、マッスルメモリーは完全な形で、昔のまま記憶されています。

 

 

15年を過ぎると、核の数は減っていき、徐々にマッスルメモリーの効果は落ちていく。

と、そんな感じですね。

 

人間の体は、本当によくできている

 

そもそも「筋肉がつく」というのは、人間の、環境への適応の結果です。

 

氷河期には、体温を保つ力が上がるように、

重たいものという”環境”に適応するために、筋肉は成長します

 

こう考えると、マッスルメモリーから以下のことが分かります。

 

人間の体は、「過去に来た厳しい環境は、また来るかもしれないから、準備しておく」という機能を持っている。

 

いち
人間の体は、本当によくできてますよね!

 

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今トレーニングすることは将来のためになる

 

マッスルメモリーは、人間が厳しい環境を生き抜くために身につけた、「進化の産物」です。

怪我や、病気でトレーニングから離れてしまっても、また回復することはできるのです。

 

そして、

今トレーニングすることは、将来の自分の大きな資産になります

 

今、筋肉を成長させることで、歳をとっても筋力をキープしやすくなりますからね。

高齢者になると、足腰の筋肉があるかどうかは、めちゃくちゃ大切です。

 

マッスルメモリーに、新たな筋肉を記憶させていきましょう!

 

では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。^^

 

いち
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筋トレ歴2年。体重62kg → 88kgの増量。ベンチプレスは40kg → 115kg。トレーニングや、スポーツ理論を勉強しています。