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こんにちは、いちです。
今回の記事は「ケトルベル」について。

ダンベルとの違いや、ケトルベルの手首の力を鍛える効果、メニューなどを紹介しますね!
広告この記事の30秒まとめ
【ダンベルとの違い】ケトルベルは重心が安定していない
ダンベルの重心は、持ち手の中心の位置にあります。
これは、ダンベルの作りが左右対称だからです。

それにより、ダンベルのトレーニングは安定していて、動作を支える関節の力は、比較的必要になりません。
しかし、ケトルベルの重心は、持ち手から離れた、重りの部分にあります。
そのため、ケトルベルでトレーニングをすると、ウェイトの安定感が圧倒的に低いことが感じられます。
例えば、水がたっぷり入った、10kgのバケツを想像してみてください。
これは同じ重さでも、10kgのダンベルより運びにくいですよね。
この理由は、重心の安定感が低いほど、関節で動きを支える必要があるからです。
手首で重量を支えるため「手首の力」がアップする
ここでいう手首の力とは、前腕を中心とする、手首周りの筋肉群の力のことです。
この手首の力が強化されると、ボールを投げる時の手首のスナップ、柔道で道着を掴んだ時の力がアップします。
また、上半身の筋トレのクオリティーのアップも望めます。
それは、上半身の筋力は手首を介して発揮されるからです。
タフな手首を作り上げることで、上半身の筋力をフルで発揮できるようになりましょう!
広告ケトルベルのトレーニングメニュー
アームカール
出典:http://www.muscleandfitness.com/workouts/arm-exercises/bis-tris-kettlebell-blast
最も基本的なトレーニングとして、ケトルベルを用いた「アームカール」がオススメです。
アームカールは、ダンベル・バーベルで行っても、手首を強化する効果があります。
これを安定感のないケトルベルで行うことで、さらに手首に負荷をかけることができるのです。
さらに、ケトルベルアームカールでは、上腕二頭筋と前腕が連動して動くので、スポーツにおいて腕で引っ張る動作の底上げが可能です。
ショルダープレス
出典:http://www.menshealth.co.uk/building-muscle/top-10-kettlebell-moves#image-6
このトレーニングでは手首を強化することと、三角筋前部(肩の前の方)・上腕三頭筋の力と連動する能力の向上が望めます。
これにより、手首の力と、腕を前に伸ばす力(三角筋前部)や、肘を伸ばす力(上腕三頭筋)が強く発揮できるので、投球速度や、パンチ力を向上させることが可能です。
特に、手首のスナップが重要な、投球のパフォーマンスアップに貢献すると考えられます。
(おまけ)ケトルベル腕立て
出典:http://www.livestrong.com/article/539358-kettlebell-exercises-for-pectoral-muscles/
そして、こちらはケトルベル腕立て伏せです。
この写真の、ケトルベルを立てただけの状態は、非常にバランスが悪いです。
そのため、この腕立て伏せでは、手首を含めて、全身の体幹の筋力が鍛えられます。
これは、スポーツ全般においてとても有効ですよね。
ケトルベルの注意点:関節に大きな負担
関節への負荷は、ケトルベルの最大のメリットです。
しかし、やりすぎると関節を痛めてしまう、というのがデメリットでもあります。
最初のうちは特に、関節のオーバートレーニングに気をつけましょう。
ケトルベルは、想像以上に関節へ負荷をかけます。
そのため、ケトルベルトレーニングを初めてすぐの時は、ちょっと足りないかな、くらいでトレーニングを終了するのがいいと考えられます。
広告まとめ
以上が、最近人気が出てきたケトルベルのトレーニング効果でした。
関節への負荷に気をつけながら、スポーツに必要な「手首の力」をアップさせてくだいね!^^
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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