『ナテュラルvsステロイドユーザー』筋トレ方法・食事戦略の決定的な違い!

ダンベルとステロイド注射器
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いち

筋トレ歴2年。体重62kg → 88kgの増量。ベンチプレスは40kg → 115kg。トレーニングや、スポーツ理論を勉強しています。      

 

こんにちは、いちです。

先日、興味深い海外筋トレ記事を見つけました。

 

それが、

ナチュラルステロイドユーザーは、筋トレ・食事の方法が異なってくるという記事。

 

Natural vs. Enhanced Lifters

 

ステロイドユーザーの筋トレスタイルや、ナチュラルで結果を出すための方法など書かれており、

興味深い記事だったので、日本語訳して要点をまとめてみました。

 

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ナチュラルとステロイドユーザーは体質が全く異なる

 

体内のホルモンは、体質に多大なる影響を与えている。

それゆえに、男性ホルモン・成長ホルモンなどのステロイドを用いることで体質は大きく変わってしまうのだ。

 

ナチュラルの人にとっては理想的な筋トレプログラムが、ステロイドユーザーには効果を発揮しなかったり、その逆のこともある。

 

あなたが参考にしている人がステロイドユーザーで、あなたがナチュラルである場合(またはその逆の場合)、以下の10個のことを考えなければならない。

 

①ナチュラルなら筋トレの頻度を上げなければいけない

 

ステロイドユーザーは1つの部位の筋トレが、週1回でも筋肉はデカくなる。

しかし、ナチュラルは最低でも1部位につき週2回はトレーニングしなければならない。

 

<理由>

ナチュラルの場合、鍛えた部位はトレーニング後24〜36時間、筋肉の合成が高まり大きくなる。

しかし、そのあとは筋肉が少しずつ減っていく。

体には”余分な”筋肉をキープしない機能がついているのだ。

 

しかし、男性ホルモンなどを人工的に高めた場合、体の中で24時間365日筋肉の合成が行われるのだ。

そのため、ステロイドユーザーは筋トレの頻度が低くても、筋肥大に成功しやすい。

もちろん、ステロイドユーザーが筋トレの頻度を高めたら、効果はさらにアップする。

 

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②ステロイドユーザーは有酸素運動をしっかりやらねばならない

 

ステロイドは血圧、血中コレステロール値を高めてしまい、心臓にも大きな負担をかける。

 

そのため、有酸素運動が必須なのだ。

有酸素運動は血圧、血中コレステロール値を下げてくれるのだ。

 

ウォーキング

 

③ナチュラルは筋トレのセット数を少なめにするべき

 

筋トレのセット数をたくさんこなせばデカくなると思っている人は多い。

しかし、これはステロイドユーザーにのみ当てはまることであり、ナチュラルはセット数を少なくするべきなのだ。

 

<理由>

理由は2つある。

1つ目は、①ナチュラルなら筋トレの頻度を上げなければいけないで述べた通り、ナチュラルは筋トレの頻度を高くするからだ。

頻度を高くする分、1回1回のボリュームを下げた方が良い。

 

2つ目の理由が、ナチュラルはコルチゾールの影響を受けやすいからだ。

コルチゾールとは、体内に溜めたエネルギー(脂肪、グリコーゲンなど)を取り出すホルモン。

そして、コルチゾールは体がエネルギー不足になった時(多くのセット数をこなした時など)に分泌される。

 

しかし、コルチゾールには筋肉への悪影響がある。

 

  1. 筋肉を分解する
  2. 筋肉の合成を妨げる
  3. 筋肉への栄養吸収を妨げる

 

そのため、血中コルチゾール量を増やさないためにも、トレーニングボリュームは少なくした方がいいのだ。

 

ステロイドユーザーはコルチゾールの影響を受けにくい

 

男性ホルモンを人工的に増やした場合、コルチゾールの影響を受けにくくなる。

そのため、トレーニング中に筋肉が分解されることによる、筋肥大の停滞がほとんどなくなるのだ。

 

ステロイドユーザーがステロイドをやめてから急激に小さくなるのも、これに関係している。

ステロイドをやめたことでコルチゾールの影響を受けて、筋肉が分解されてしまうのだ。

 

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④ナチュラルの方が各セットを限界まで行わなければならない

 

先ほどの③ナチュラルは筋トレのセット数を少なめにするべきでも書いた通り、

ナチュラルなら筋トレのセット数を少なくしなければならない。

そうなると「セット数を増やすことで筋肉を疲労させる」という戦略が使えなくなってしまう。

セット数が少ない分、ナチュラルは各セットを限界まで行わなければいけないのだ。

 

限界までトレーニングを行うアーノルドシュワルツネッガーアーノルドシュワルツネッガーは減量期のみステロイドを使っていたと言われている。

 

この時に、ドロップセット法やレストポーズ法は有効な手段になる。

 

ナチュラルなら高重量のウェイトを扱わなければならない

 

同様に、ナチュラルはセット数を増やして筋肉を刺激する戦略が使えない分、高重量のウェイトを扱わなければならない。

 

しかし逆に、ステロイドユーザーは限界近い高重量を扱うのは危険である。

なぜなら、腱・関節に対して筋肉の成長速度が早いため、腱・関節がたえらえないからである。

 

⑤ステロイドユーザーの方がタンパク質を多くとらなければいけない

 

ステロイドを使うことで、体が常に筋肉を合成し続けるようになる。

プロのボディビルダーは1日に8食ほどの食事をとる人が多いが、筋肉の材料が常に、大量に必要だからだ。

 

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⑥ステロイドユーザーの方がカロリーを多く取らないといけない

 

ご存知のように、ステロイドを使うと筋肉がつくスピードが早くなる。

それゆえに多くの栄養が必要になるのだ。

 

また、ステロイドを使うと、筋肉により多くの糖質(グリコーゲン)を溜め込むようになる。

このことからも、より多くの糖質をとる必要があるのだ。

 

ステロイドユーザーはパンプがすごい

 

ステロイドユーザーは、ナチュラルよりも強くパンプアップすることが知られている。

この原因は、ステロイドによって筋肉がとり込む糖質の量が増えているからだ。

 

⑦ナチュラルの方がコルチゾールに気を使わなければならない

 

③ナチュラルは筋トレのセット数を少なめにするべきで書いた通り、

コルチゾールとは、トレーニングが長引き、血中のエネルギーが枯渇してきた時に、体に貯蔵されているエネルギーを取り出すホルモンだ。

しかし、同時に筋肉を分解するなどの大きなデメリットもある。

 

血中のアップ画像

 

ナチュラルの場合、コルチゾールのデメリットを受けやすいので注意が必要だ。

 

まず、トレーニング中にエネルギー不足にならないように粉アメ(マルトデキストリン)のような、吸収が速い糖質をとることが大切だ。

また、プレワークアウトに含まれる成分などにはコルチゾールの分泌を抑える働きがある。

 

⑧ステロイドユーザーの方が多くのサプリメントが必要

 

筋トレをする人はビタミンミネラルなど、筋トレで消費してしまう栄養素をサプリでとることが必要不可欠だ。

そして、ステロイドユーザーの場合は、サプリでの健康維持が命に関わるほど、もっと重要になってくる。

 

そもそも、多くのステロイドユーザーは「ステロイドは安全だ!」と言う。

しかし、ステロイドが害を与えるのは腎臓・肝臓・血圧なので、すぐに健康被害は出てこないのである。

ステロイドユーザーが健康に支障をきたすのは、年を取ってからなのである。

 

そのため、ステロイドを使っているなら、今のうちからサプリメントで健康をケアしなければならない。

その代表格がフィシュオイルだ。

フィッシュオイルには血圧を下げる効果や抗炎症作用もあり、長期にわたる健康被害を緩和してくれるのだ。

 

ステロイドユーザーは飲酒は厳禁

 

ステロイドを使うことで、ただでさえ血圧が上がり健康を害してしまっている。

その上、飲酒をすると血圧が爆上がりしてしまうので厳禁だ。

 

⑨ステロイドユーザーはより急激な減量が可能

 

減量をすると筋肉も落ちてしまうのは、先ほどから何度も登場している「コルチゾール」というホルモンが原因だ。

 

コルチゾールの働き

  • 体脂肪など、体に貯蓄したエネルギーを使うために取り出す
  • 筋肉を分解する(ネガティブな効果)

 

減量中には、体はほぼ常にエネルギー不足になっている。

そのため、体に貯蓄したエネルギーを取り出すコルチゾールが分泌されるのだ。

しかし、コルチゾールの副作用的なデメリットとして、筋肉も分解されてしまうのだ。

 

これにより、減量中には筋肉も落ちてしまうことになる。

さらに、摂取カロリーを大幅にカットするような急激な減量を行った時、コルチゾールの分泌量も増え、筋肉がかなり犠牲になってしまう。

ナチュラルの場合、急激な減量はNGなのだ。

 

しかし、ステロイドユーザーの場合は、体内でコルチゾールの筋肉分解を抑えることができている。

さらに筋肉の合成が常に起こっている状態なので、急激な減量でも筋肉を失いにくい。

 

脂肪を落としながら筋肉をつけることさえ可能なのだ。

 

⑩ナチュラルの場合、ちまちましたトレーニングをやりすぎるべきではない

 

ナチュラルの場合、とにかくコルチゾールの悪影響を避けることが大切になる。

それゆえに、トレーニング時間はできるだけ短い方が良いのだ。

 

このことを考えると、1度に多くの筋肉を刺激できるコンパウンド種目を中心にやりこむことが理想的だ。

 

左右片方ずつ「ちまちま」行うようなトレーニングだと時間もかかり、筋トレ中に筋肉が分解されることになりかねないのである。

 

まとめ

 

  1. ナチュラルなら筋トレの頻度を上げなければいけない
  2. ステロイドユーザーは有酸素運動をしっかりやらねばならない
  3. ナチュラルは筋トレのセット数を少なめにするべき
  4. ナチュラルの方が各セットを限界まで行わなければならない
  5. ステロイドユーザーの方がタンパク質を多くとらなければいけない
  6. ステロイドユーザーの方がカロリーを多く取らないといけない
  7. ナチュラルの方がコルチゾールに気を使わなければならない
  8. ステロイドユーザーの方が多くのサプリメントが必要
  9. ステロイドユーザーはより急激な減量が可能
  10. ナチュラルの場合、ちまちましたトレーニングをやりすぎるべきではない

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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筋トレ歴2年。体重62kg → 88kgの増量。ベンチプレスは40kg → 115kg。トレーニングや、スポーツ理論を勉強しています。